2-86 タルタル大戦

キンタは背負っている大鎌に手をかけた。
Kinta 「最初に会った時に言ったよね?僕は暗黒世界の使者だって」
Kuroto 「ふん。で、カボチャ頭はどうした?」
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クロトが挑発する。
すでに空蝉も詠唱済みなのだろう。
Kinta 「そんな事を言ってると痛い目を見るよ。僕はクリスタルの戦士―アークエンジェル・キンタだからね」
WarlockReport 「目的は何だ?」
キンタは大鎌を振り回しながら答えた。
AA Kinta 「君の排除だよ。ついでに、そこの忍者と魔道士もね」
Risatan 「じゃ、さっさと始めようか?」
AA Kinta 「ふっ…僕は、あの方と契約しんたんだよ。この世界からアノマリーを排除してタルタルの王になるってね!」
そう言うと、キンタは姿を消した。
Risatan 「消え…はッ!気をつけて!瞬…」
瞬間移動―リサタンは、そう言おうとした。
だが、キンタは既にワーロック・リポートの背後で、大鎌を振り下ろしていた。
WarlockReport 「くッ…」
AA Kinta 「相変わらず隙だらけだね。赤の盾―ストンスキンにファランクスだっけ―に頼りすぎなんじゃない?」
キンタの一撃は、ストンスキンとファランクスを貫通していた。
ワーロック・リポートの肩口に大鎌の刃先が食い込んでいる事からも明らかだ。
AA Kinta 「ま、それで急所は外したみたいだけど…次は無いよ!」
再びキンタの姿が消えた。


??? 「次が無いのは、あなたの方ですよ」
キンタの大鎌を小さな手が握っていた。
AA Kinta 「誰だ!?」
キンタには焦りの表情があった。
自分の武器を素手で捉えられたのである。
しかも、瞬間移動の最中に。
??? 「それから…タルタルの王になるというのも間違っていますね」
キンタの大鎌を止めたのは、タルタルだった。
大鎌を離すと、そのタルタルは華麗に着地した。
WarlockReport 「あんたは…?」
ワーロック・リポートが聞いた。
タルタルは、にっこり微笑んだ。
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Tsutsukon 「はじめまして。つっこんと申します」
つっこんは、もきゅ!もきゅ!もっきゅり!
Tsutsukon 【タルタル】【王】【私のもの】
WarlockReport 「…」
Tsutsukon 「(決まったかな?)こいつの相手は私がします。皆さんは先を急いで下さい」
AA Kinta 「また、おかしなヤツが出てきたね…!」
キンタは古代魔法の詠唱を始めた。
しかし、何処からともなく放たれた閃光によって、キンタの詠唱は中断された。
??? 「オイラたちを忘れてもらっちゃ困るぜ!」
さらに 4 人のタルタルが現れた。
おかしな決めポーズを取っている。
Kuroto 「あれは確か…」
クロトは、ため息をついた。
Kytan 「バニシュ戦隊!」
Dori 「タルレンジャー!」
Mipo 「最終回!」
Eternity 「タ、タルレンジャーよ、永遠に!(こ、こう?)」
最後の 1 人だけ恥ずかしそうにしている。
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Kytan 「おい、キンタ!いや、バニシュ・ブラック!勝手に隊を離れたらダメじゃないか!」
ケイタン―バニシュ・レッド(リーダー)が、キンタに向かって声を張り上げた。
AA Kinta 「ちょっと戦隊ごっこに付き合っただけなのに…どいつもこいつも、うっとおしいなぁ」
キンタの表情から笑みは消えている。
二度も攻撃を止められては無理もない。
AA Kinta 「分かったよ。邪魔なタルタルから…始末してあげるよ!」
キンタは大鎌を構えなおした。
Risatan 「じゃ、任せようか。クリスタルの戦士は他にもいるし…」
WarlockReport 「…頼む」
ワーロック・リポートは帽子にそっと手を当てた。
Tsutsukon 「任せて下さい!」
つっこんは力強く答えた。
Kytan 「よし、それじゃあタルタル・グリーン!行くよ!」
Tsutsukon 「そ、それは僕の事でしょうか…?」
―後にタルタル大戦と呼ばれる戦いの始まりだった…。

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