2-85 崩壊の序曲

ロ・メーヴ―神々の間。
ワーロック・リポートの前に人影が 2 つ。
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??? 「やはり来たか…ワーロック・リポート」
WarlockReport 「お前は…」
東方の忍装束、腰の二刀、そしてその眼光。
クロトだ。
Kuroto 「俺は世界の終わりなどに興味は無い。俺の目的は、お前と同じ顔をした男の首だ」
WarlockReport 「【俺】の…」
Kuroto 「ヤツはお前の元に戻ってくるのだろう?ならば、トゥー・リアへは俺も同行する」
WarlockReport 「…礼を言う」
ワーロック・リポートは帽子にそっと手を当てた。
Kuroto 「他の奴等に横取りされるのは我慢ならん…それだけだ」
??? 「ま、何だかんだ言って、いつも助けてくれるんだけどね」
笑顔でクロトの顔を覗き込むヒューム。
クロトは目を閉じて黙ったままだ。
Risatan 「はじめまして、かな?リサタンって呼んでちょうだい」
あらゆる魔法を操る賢者・リサタンだった。
Risatan 「目指すはジラートの王子。まずは、ここを通らないと」
リサタンは目の前の壁を指した。
中央には宝石のようなものが埋め込まれている。
Risatan 「この青水晶で開くはず」
リサタンが取り出した青水晶をかざす。
しかし、何も起こらない。
Risatan 「あれ?おかしいなぁ…」
ワーロック・リポートが前に出た。
WarlockReport 「これではどうだ?」
ワーロック・リポートの持つリンクパールが淡く輝いた。
すると、目の前の壁が光に包まれ―消滅した。
Risatan 「すごい!」
3 人は消えた壁の奥へと進み、古代の装置を作動させ、トゥー・リアへと上った。
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Risatan 「ル・オンの庭…」
WarlockReport 「詳しいのか?」
Risatan 「まぁ、それなりにね。ジラートの王子・エルドナーシュはきっと…」
リサタンの言葉が途切れた。
前方からプレッシャーが吹き付けてくる。
Kuroto 「…クリスタルの戦士か」
クロトが二刀を抜き放った。
クロトの視線は前方の小さな影―タルタルに注がれている。
その体には不釣合いな大鎌を背負っているのが分かる。
Kuroto 「…それで隙を見せているつもりか?」
そう、タルタルは、こちらに背を向けている。
??? 「内なる「怯懦」が、お前たちを押しつぶす…」


タルタルがワーロック・リポートたちに顔を向けた。
WarlockReport 「お前は確か…」
Kuroto 「なるほど。やはり、そういう事か…キンタ」
キンタと呼ばれたタルタルはニヤリとした笑みを見せた。
それは、無邪気な子供のようでもあり、邪悪な悪魔のようでもあった。
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